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高橋選手おめでとう! [news]



フリーはちょっと不本意なパフォーマンスだったみたいだけど、高橋大輔選手やりましたね。銅メダル!ご本人もうれしそうだったし、よかったよかった。

高橋選手が伴奏に使った音楽はフェリーニの映画『道』のテーマ。ニーノ・ロータ作曲。この曲、昔住んでた要町のブックス武蔵という本屋でしょっちゅうかかっていた(たぶん同じテープをずっと使い回していた)。わりといい加減な演奏だったけど、だれがやってたんだろう。

ニーノ・ロータ:映画音楽作品集
ロータ(マルチェロ)
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定訳があるんだから使ってほしい [translation]



「国税庁」っつったら日本の役所で財務省の外局だよね。IRS (Internal Revenue Service) だったら「内国歳入庁」という定訳があるんだからそれを使ってほしい……と思ったら、『ジーニアス英和辞典』(第4版)では「国税庁,内国歳入局」という訳語を載せている。こいつが元凶か。と思ったらなんと『ウィズダム英和辞典』(第2版)では「国税庁」しか載ってない!とほほ。

オランダのスクウォッティング天国も終わり? [news]

The Los Angeles Timesの記事Dutch lawmakers consider standing up to squattersによると、スクウォッティング天国のオランダでも社会が保守化しつつあり、スクウォッティングが違法化される動きが着々と進んでいる。もう法案は下院を通過して、上院での審議待ちの状態らしい。

スクウォッティングとは、人が住んでいない住居に賃借料を払わないで住むこと。通例squatは「無断で占拠する」、squatterは「不法占拠者」「無断居住者」などと訳されるが、この記事によると、警察と所有者には連絡をすることになっているのだから、不法ではないし無断でもない。日本語には訳しづらいな。オランダでは1970年代にスクウォッティングを合法とする法制化が行われて、一定の条件を満たせば人が住んでいない住居を勝手に占拠していいことになっている。居住者は、家賃は払わないけれど、電気・水道などの公共料金は負担する。学生や芸術家が(貧乏だから)この制度を利用して都市で生活してきた。マリフアナも売春も合法のオランダならではの自由さなのだろうな。若い頃は粉川哲夫の著作なんかを読んでこういうのに憧れたなあ。

これから都市や団地の荒廃が進むと思われる日本でも、こういう仕組みを導入して空間を有効活用させる方法はないものか。リンク先の記事に載っている写真を見ても、すごくきれいに使ってる人もいるし。まあでもスラム化の危険とは紙一重なんだよね。

史上最もセクシーな歌50 [music]

米ビルボード誌で The 50 Sexiest Songs of All Time という特集が組まれていて、わりと懐かしめの曲が並んでいる。オリヴィア・ニュートン・ジョンの Physical とか……。はやったのは中学生の頃で、歌詞は全然わかんないのにどうもいやらしい歌らしいと聞いて、むやみに興奮していたものだ。あとはブラック系のが多いけど、そっち方面では知らない曲が多いな。

Physical
Olivia Newton-John
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週末は車を見に行く? [life]

もうすぐバレンタインデー。「逆チョコ」という言葉を聞くことが増えてきて、昔から女の子にもらうんじゃなくて自分からあげることを信条としていた俺の時代がやっと来たか、という気になっていたけど、考えてみればそういう考え方自体が西村しのぶ『サード・ガール』に書いてあったのを鵜呑みにしただけだった。実践したのは大学4年のときだったかな。卒業旅行でパリに行ってチョコレートを買ってきて、ゼミで一緒だった子を渋谷の東急文化会館の中の喫茶店に呼び出して強引に渡した。その子にはすでに彼がいたのか、その後で付き合い始めたのか知らないけれど、結局俺と付き合ってはくれなかった。今や東急文化会館も取り壊されてもうない。

さて、そのバレンタインデーに自動車のMINIがキャンペーンをやるそうだ。今週末、2月13日(土)・14日(日)にショールームに来場すると「愛の名言集」がもらえる。さらに、MINIに試乗するとオリジナルのトートに入ったチョコをプレゼントしてくれるという。なかなかおもしろいキャンペーンだけど、バレンタインデーをチョコにかこつけた「愛の告白をしてもいい日」と位置づけていては成立しにくいイベントだろう。自動車のショールームに一緒に行く間柄なら、すでに付き合ってる2人のはず。つまりこういう仕掛けが現れてきたということは、バレンタインデーがだんだん欧米風の「恋人たちの日」と捉えられるように変化してきたのかもしれない。単に曜日の関係で「告白」はしにくいという要素ももちろんあるのだろうけど。


マリリン [photo]



マリリン・モンローの写真。リンク先の組写真も見たけど、このAFPの記事が選んだ写真が一番いい。モンローは、普段着っぽい格好で写っているとむしろ知性を感じることがおおいと思う。

危機に瀕する言語 [language]



また一つ、話者がいなくなって消滅した言語が。インド領、アンダマン諸島にて。ついこの前も、アラスカかどこかの先住民の言語でこういう話題が出たところじゃなかったっけ。しばらくはこの話題をしばしば目にすることになるんだろうな。

消滅する言語―人類の知的遺産をいかに守るか (中公新書)
David Crystal
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作家デビュー [book]



IPCC議長が小説を書いたという話。ジョセフ・ナイ教授がクリントン政権内部にいた日々を回想して虚実とりまぜて書いた『ダーティー・ハンズ』を思い出した。あの本も赤裸々な不倫の場面とかあって、おもしろかったなあ。奥さんが内容に激怒して米国外でしか出版できなかったいわくつきの作品。「経産婦にはない肌の張り」とかけしからん記述もあって、ついでにうちの家内も激怒w

ケララケラケラケケラケラ [music]



オーストラリアのバンド、Men at Work の世界的大ヒット曲 Down Under が盗作と認定された!というニュースなんだけど、1982年のヒット曲だぜ。訴えた音楽出版社(?)は鬼畜。しかも、原曲の1フレーズをイントロでちょろっと使ってオーストラリアっぽい雰囲気を出しただけ。音楽の慣習を知らない裁判官だったのかな。訴えられた方が可哀想。

これが原曲の童謡。どうでもいいけど「ワライカワセミに話すなよ、ケララケラケラケケラケラとうるさいぞ」の歌じゃないんだね。



これが Men at Work の歌。



ワーク・ソングス
メン・アット・ワーク
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古いセロテープはほんと大変なんだよね [雑学]



ホッチキスで留めておいた古い社内文書とかで、最初か最後の1枚が外れちゃったのをセロテープで留めてあることがあるんだけど、2年ぐらい経つともう粘着剤が変質したりして嫌な感じになるんだよねー。これは大変な作業。でも発明当初のセロテープはもしかして今よりもう少し品質がよかったとかいうことはないのかな。

さて、死海文書といえばタイトルが衝撃だった講談社現代新書の『はじめての死海写本』。これをきっかけに聖書学にはまること請け合い、というつもりで名づけたんだろうなあ。

はじめての死海写本 (講談社現代新書)
406149693X

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